2009年12月28日月曜日

日曜夜の「ミントンハウス」

普段と違う時間に動いてみると発見があるものだ。
日曜夜9時「ミントンハウス」に立ち寄る。
お店がお客でいっぱいでびっくり。若めの人もいるし。
何か有力なメディアで取り上げられたのかしらん。それともいつも日曜夜はこうなのか?
もしかして、こういうマーケットの可能性があるのかと思わせる。
ジャズが流れて、マイナーな雰囲気で、安価でまったりできて・・・・、こう書いてみると可能性がある気もする。時代のニーズに合っている?ふむ。
赤坂のそば屋もジャズが流れているし、ジャズも来ている?
この店は年金生活者がお客の中心だと思っていたが・・・。
いいスピーカーでジャズが聴けて貴重な場所ではある。
みんな10時を過ぎても帰る気配がない。もしかして近所住まい?もしかして夕食代わり?
いろんなことを考えさせられました。
今日はビール2缶とおでん。おでんは期待以上。
ちなみに2010年は35周年だそうです。

2009年12月17日木曜日

洋食のキムラ

久しぶりの「新顔」登場。
白楽で下りて・・・と思っていたのが、寝過ごしてしまい起きたら横浜。
野毛をフラフラ今夜の店選びに迷って歩いていたら、偶然「洋食のキムラ」を見つけたので入店。なんとなく、ポークカツ定食が目に入り頼む。
カツは薄めだが2枚でヘビー級。ビールを頼んでいたこともありやっとこさ食べきったという量。次回は他のメニューに。
ウスターソースは自家製?スパイスがいい感じ。
お店は、野毛では珍しくこざっぱりしていて、贅沢さはないが、落ち着いた家庭的なしつらえで落ち着く。
クラシックが似合う店。野毛で落ち着けるのはここだけかもしれない。

2009年11月5日木曜日

謝甜記

朝、元町の上島珈琲で来週末に迫った検定に向けて1時間ほど仏語の勉強。ヒアイングはなかなか厳しい。それでも、聞き取った文章をひらがなに落としてみると何とか理解できる。かっこ悪いが仕方ない。
そうこうするうちに腹が減り、中華街の謝甜記でお粥を食べる。いろいろ入っている五目粥。イカがおいしいし、付け合せのザーサイがおいしい。薬味のねぎとしょうがもいい。朝のサービスかシュウマイを2つつけてくれた。うれしいサービス。ポットできたお茶はたっぷりでおいしい。それでいて700円しない。さすがいつも行列ができる店。しかし、朝はのんびりした雰囲気が漂っている。

2009年10月18日日曜日

日本飛行機

新杉田の駅の近くにある会社。自転車に乗って走っていて見つけ、ずっと気になっていたのでHPを見てみる。
旧海軍の航空機生産を目的に戦前、元海軍中将を社長に発足。93式中間練習機(愛称赤トンボ)を2733機生産しているほか、戦闘機なども生産している。
戦後いったん閉鎖され、現在は飛行機の部分品の製造、飛行機の修理・整備などが主要事業。風車なども製造。89年に中核派による時限発火装置による鎌倉の専務宅放火事件(専務の妻が死亡)というような不幸な事件もあったようだ。現在は川崎重工の完全子会社。
戦後はずっと「部分品製造」にとどめられてきたのだろうか?それとも単に技術的なことなのだろうか?いろいろ事情のある会社のように見える。

2009年9月26日土曜日

真金町











滝頭の市電保存館からどこへ行こうかうろうろして、横浜橋商店街に入り込み、商店街を抜けたところにあり、お店に行列ができていたので気になった「豊野」で天丼(600円也)をいただく(一枚目の写真)。おいしいそうで誘われてしまい、すでに昼食を食べていたにもかかわらず、午後3時の昼の閉店前にまた食べてしまった。そのあと、うら通りをうろうろすると、タイ居酒屋や台湾・韓国などアジアンストリートが出現。喫茶店もレトロもレトロで怪しくて、喫茶店さえ入れません。生活空間の一部をお店にしているという風情。入り口から見上げる2階には洗濯物があるし。まあ、こういうお店は地元の人たちのものなんだと思う。
横浜にもこういう場所はたくさんあります。こういうところに横浜の生身の人たちの生活があり、アジアがあり、ここの人たちはほとんど海外に行くとかということとは関係なく、そごうの地下の商品街も関係なく生きているわけで、華やかな横浜と、こういう横浜と、どっとも横浜なんだと、鎌倉街道を走っていてもこの辺りは感じるものがあるが、一本横に入るとより深く深く感じる。

市電保存館

滝頭の市電保存館にはじめて行った。あまり期待していなかったのもあるが、市電が8両も保存されており、またそのすべてが車両内に入れ、椅子に座れ、おまけに冷房まで入っていて期待以上であった。
特に最初の形式である523号は乗りごこちまで楽しめ、なかなかのものであった。
鎌倉街道や本牧への道は道路の広ささえ確保できれば市電でもよかったはずである。JRで言えば根岸駅が最寄の駅になる。

2009年9月10日木曜日

夏の冷やし2つ「千客萬来」




洋光台の「千客萬来」のこの夏の冷やし麺は、例年の冷やし白ゴマ坦々麺と新作の黒酢とゆずこしょうを使った冷やし中華風冷麺の2つ。後の方が夏早くからメニュー化されていた。黒酢とゆずこしょうの方はあっさりとした鳥肉と水菜としなちくと白髪ねぎにゆで卵に黒酢とゆずこしょうメインのたれがかかっている比較的あっさりとしたもの。坦々麺よりかなり軽い。しかし、どちらも甲乙つけがたい。
坦々麺は8/31、黒酢の方は9/10にいただく。

2009年9月8日火曜日

「馬さんの店」→ミントンハウス




会社を早引けし中華街の「馬さんの店」で冷やしねぎそば&ビール。ここの冷やしねぎそばは他では見たことのないメニュー。たっぷりのチャーシュー、ねぎ、きゅうり、味は何味というのだろう。たくさんの氷の上に麺と具材が乗る。見事な味。食するのは二度目。ザーサイがうまい。
そのあと、ミントンハウスに寄る。しかし、夕方早いということもあるかもしれないが、客は老人ばかり。会社帰り?しかし、この店もいつまでもあると思うな。しっかり支えねば。
この店に通って何年たつだろう。10年以上?家に帰らずこの店の裸電球の下で本を読んだり、あるときは店の外に出たら大雪だったこともあった。前を通ってお客がいないので入りそびれたこともあった。「母のいる宝塚に行く」ということで、今月はお休みの日があるらしい。ちょっと泣ける貼り紙。
僕のアルトサックスはこの店で流れているようないわゆる、オールドスタイルのモダンジャズを目指すのか?はたまた、今風のフュージョンやダンサブルなファンキージャズか?まあ、今は後者か?50代の間は。

2009年7月10日金曜日

Hニューグランド「The Cafe」


8/ 9中華街三和楼(ホタテの黒豆炒め、青菜、イカ)→「The Cafe」にてレモンパイ(写真)→JACK CAFEでビールとロールキャベツ。
なかなかの横浜ベストチョイス。
この時期の山下公園の通りはやはりすばらしい。
しかし、商業施設が少なく、人通りも少ないのでもったいない。観光客しかいない。
横浜に住んでいる人たちがもっと来る場所にならないと賑わいはできないよね。
JACK CAFEはいつもに比べると盛況。
いつものこの店にふさわしくない賑わい。でもそうすると僕は落ち着かない。

2009年7月8日水曜日

天吉

関内のてんぷらやさん。数年前おっ店を改修してきれいになった。
行ったのは7/4の土曜。JRの高架下に車を止め、お店へ向かう。
この日いただいたのは、かき揚定食。えびがたっぷりでごま油が香ばしく、からっと揚がっていておいしい。大満足。このお店はほかにビルに支店などが入っていないのがいいところ。

2009年5月5日火曜日

アルテリーベ

5/3誕生日ということで、予約をしてはじめて関内のアルテリーベへ行く。
前菜はテリーヌとフォアグラのソルベ(写真)。フォアグラははじめて食べる調理法。なかなかのもの。ソーセージ2種。そして、大型のアイスバイン。ともに日本人向けにアレンジしているのか、塩味は控えめ。お店が混雑していて料理が運ばれてくる店舗が遅く、この日はこれで打ち止め。ピアノ、チェロ、バイオリンを3度も聴いた。ミュージックチャージは1000円だが、おつりが来る。なかなかすばらしいお店である。

2009年5月2日土曜日

勝烈庵


5/1の夜行く。この日もやはり勝烈定食。普段はヒレよりロースであるが、このお店ではヒレ肉を使ったこのメニューが定番。このお店はカツがおいしいだけでなく、ソースがおいしい。このソースで何十年も食べ続けているようにも思う。キャベツもお代わりができる。あと、この定食についてくるしじみ汁も絶品。小さいだしをとるためのシジミだと思うが、よくだしが効いている。本店は関内だが、今日は横浜駅地下のお店。

開港150年祭始まる


4/23の内覧会初日に行く。夕方から出かけ、夜のアースバルーンまで全部見ることができた。これから9月中旬まで開催される。写真は話題になっているフランスから来た「ラ・マシン」。なかなかシュールな造作物ではある。

2009年4月26日日曜日

洋光台のインド・ネパールレストラン「サフラン」


もう2ヶ月ぐらいたつだろうか?なかなか店が長続きしない洋光台駅前団地の1Fに、それもなんとインド料理店ができたので、やっと行ってみた。こういう店ができるだけでもありがたい。ドコモショップもできたし、どうしたんだろう。
日曜に2時55分。まだラッキーにもランチタイムで日替わりの野菜カレーが680円でいただける。カレールーは確かに香辛料などあまりお金がかかっていない感じはするが、それでも巨大なナンはご飯とともにお変わり自由、といっても一枚が精一杯だが。
安くてもインド人がやっているだけあって味はもちろんそれなり。十分満足できるレベル。ビールはランチタイムはそこそこ大きなグラスビール、それもプレモルが300円でいただける。
今日は朝も昼も1000円でおつりが来る充実した食事でした。

2009年4月25日土曜日

ミントンハウス


「大中華」のあと、石川町のジャズの店「ミントンハウス」に久しぶりに立ち寄る。前を通ってもあまりに人がいなかったりで入りにくい感じもあり、Nの送別会でTと3人で来て以来か?この店1975年からある。雰囲気は同じだが、おでん(これは前もあったか?)やカレーなどフードメニューが増えた感じ。ウイスキーも高いものが増えたように思う。といっても、メーカーズマークが800円で飲める。相変わらずのスタンダードなジャズが聴ける。入りにくいが、一歩入ると居心地がいい。こういうお店がいつまでもつか心配。今日は会場でも大中華でもビールを飲んだので、ここでは一杯だけにして、適当な時間にもなっているので、退散することにする。

大中華

久しぶりの書き込みです。 4/23、Y150のあと、久しぶりに大中華に行く。チンジャオロースーにチャーハン・卵スープ、杏仁豆腐で880円。500円のビールが高く感じられるのはいつもと同じ。今日はカップルがひと組、ビールも飲まずピータン豆腐とあと麺類と何か頼んでいたが、大した額にならない。こういうお店があるのも一人で来る時には都合がいい。夕食のお一人様用の定食を出すところが増えているのは不景気なせいか。でも、気楽に安く本場の味が楽しめる店。チンジャオロースーは一人で食べるには多いぐらい。何度か来ているので、顔を覚えられている様子。

2009年3月8日日曜日

「海に囲まれて、ここで生まれた」

小田和正の「マイホームタウン」の一節。
僕はここで生まれていはいないけど、住みはじめてもう25年にもなる。

さすがにこのあたりは海から、それも人工海岸から2,3キロはあるから潮の気配はしないけど、東京よりも気温は夏では2,3度低い。海からの風が吹くことで幾分涼しく感じられる日が多い。
大晦日はお寺の除夜の鐘も聴こえるけれど、港の船の汽笛の合奏でニューイヤーを迎えるのが横浜ベイサイドスタイル。
東京への長い通勤の人も多いから、朝早い電車は席に座っている人は横浜駅では降りない。夜も遅い時間の電車が混んでいる。皆ご苦労さま。
でも、車で少し走れば三浦岬。自転車でも1時間の走って山をひとつ越えればすぐ逗子・葉山。悪くない。
「マイホームタウン」の曲ほどキラキラした夢が見れるような街ではないけれど、平凡な郊外の風景だけど、悪くない。

2009年2月11日水曜日

BAYLEYS


山手駅前。音楽教室であり、学習塾であり、ライブハウスであり、バーであるという面白いお店だが、中身はなかなかのライブハウス。音が素晴らしい。以前から気になっていたお店のドアをはじめて押し開けてみる。
今日はマスター一人。54才とのこと。お店は出来て26年目とのこと。ほぼ僕が横浜に住み始めた頃の開業ということになる。複雑な業態を一人で切り盛りしているらしい。
妙に話が盛り上がり、2時間ほどいて、山手の商店街のことなどいろいろな話をしたが、ちょっと寄り道するにはいいお店。流れている音楽はロック中心か?音楽教室ではジャズも教えている。
ウイスキー3杯飲んで2000円。ウイスキーを飲んで、煙草を吸い、音楽を聴いて、うれしい店ではある。

2009年2月7日土曜日

E233系

根岸線の新型車両。
232と233が混ざっていて、どう数字が使い分けられているのか?動力車とそうでないので区別か?
座席が広く深く落ち着く。

2009年1月30日金曜日

ダウンビート




@野毛、1956年開業。とんでもないですね。私が生まれた次の年。もう半世紀超え。
椅子は古い、店も古い・・・・・。
もう10年ぐらい通っているのかもしれないが、2004年1月末の東急桜木町駅廃止から確かに遠ざかってしまった気がする。
今日はギネスビールを頼む。ビートの強い曲をボリュームを上げて聴いていると、脳は活性化されているように思う。 今日お店で流れていた曲は、ずいぶん抽象的だったけど、ある種心地いい.体の芯が熱くなる。

2009年1月29日木曜日

根岸線のご当地ソング

結構あります。
・海の見える午後(ユーミン、根岸駅、74年)・・・ソーダ水のあのお店、ドルフィン
・秋の気配(オフコース、石川町、77年)・・・舞台は海の見える丘公園
・恋人も濡れる街角(中村雅俊、関内、82年)・・・馬車道 、作詞作曲は桑田佳祐
ここまでが、古い時代。
・マイホームタウン(小田和正、山手、93年、このブログのテーマ曲にさせてもらってます、勝手にですけど、根岸線が歌詞に出てくる曲、60年代の根岸線を歌った曲)
・One more time,one more chance(山崎まさよし、桜木町、97年)・・・明け方の桜木町
・Love Affair(サザンオールスターズ、桜木町~関内、まあシーガーディアンですね、個人的には、98年)
・桜木町(ゆず、2004年)・・・この曲は知りません
重心が関内、石川町から桜木町に変わって来ているのがわかります。「ぎちょう」です。
以上合計7曲。最後のゆずの「桜木町」以外は、またそれぞれ個別に。結構個人史の中で重要なポジションを占めている曲があるのがすごい。

手打さんたて


このお店は関内駅の市役所と反対側にある。
最近Sと会う時はいつもここ。
今日は、マグロの刺身、鳥の塩焼き(写真)、ほうれんそうのごまあえ、納豆の天ぷら、たたみいわし、最後にせいろ、今日のお酒は八海山を冷で。 いい冷え頃でおいしい。
つまみを食べながら酒を飲み、最後にそばで〆る。そんな年令になってなったようで、静かで、それでいて流れる音楽はジャズで、落ち着くお店。
お店の人も気持ちいいし、トイレにいけられているお花も端正な感じ。
今日はSがよく行っていた地元の鉄道模型のお店のご主人も来られていました。
「さんたて」とは挽きたて、打ちたて、茹でたて、ということだそうである。今日はこんなに満足して2人で8400円。申し訳ない気持ちになる。

2009年1月28日水曜日

栗木駅

栗木に新駅という話があったらしい。
釜利谷街道の上を根岸線が跨いでいるあたりに新駅が考えられていた、あるいは地元から要望されていた時期があるらしい。洋光台-新杉田間は結構距離があるので、駅があっても不思議はないが、今の栗木辺りを見ると、駅があればもう少し発展していたのかもと思う。

開業年

桜木町ー磯子:64年(オリンピックの年!)
磯子ー洋光台:70年
洋光台-大船:73年
私が関内に住んだのが82年、洋光台は83年

根岸線の駅は何区にあるか

桜木町、関内、石川町、山手:中区
根岸、磯子、新杉田、洋光台:磯子区
港南台:港南区
本郷台:栄区
ということで、中区が多いのはわかるが、磯子区も同じ4駅でびっくり

2009年1月26日月曜日

Jack Café





根岸線のeat&drink紹介の第1回がこの店では、根岸線じゃなくてみなとみらい線でしょといわれそうだが、みなとみらい線は最近開通したということで。お気に入りの店なので、ここからはじめましょ。
生のジョッキは飲みすぎるので、この店ではボトルのハイネケン、そして今日はシンプルなフレンチフライwithハインツのトマトケチャップ。
今日はこの店で津野海太郎の「おかしな時代」を読みふける。本を読むにはボトルのビールがいい。たくさん飲むと活字を追うのが面倒になるから。
腰がつらい体には木の椅子はしんどいので長居はできないなあ。ビールのあとは赤ワインをグラスで1杯だけ飲んで引き上げることにしました。
そういえば、今日はいつもいる猫がいなかったなあ、寒いから?お店を出て、少し回り込むとみなとみらいのこの景色が見える。愛を語る絶景。

2009年1月25日日曜日

桜木町駅

最後は桜木町、「ぎちょう」である。
東急の桜木町がなくなったのは寂しいし、個人的には使い勝手が悪くなった、桜木町までの路線があれば、素直に渋谷―桜木町の定期で通っていただろう。東急桜木町駅がなくなって、桜木町で途中下車して、寄り道する回数はずいぶん減ったように思う。最近は野毛のジャズの店にも行ってないし、「三陽」も行ってない。かなり寂しい。
これで、本郷台駅から桜木町駅まで到達した。根岸線は両端の横浜、大船を除くと10駅である。
市の中心部と郊外の住宅地を結び、そしてずっと海岸線よりを走る、都市部を走る路線としては特徴的な路線である。
一応、一通り紹介したので、このあとはお店の紹介や

小田和正「My home town」

根岸線は「海に囲まれれ」というフレーズだよね。本当は”囲まれて”はいないけど、街中を走る線なのに海の匂いがする稀有な存在の路線であることは間違いない。そして、大晦日には船の汽笛が聴こえる街、沿線。
小田和正がこの線を利用していた頃は、市電が廃止されようとしていた頃。
まだ、根岸線の利用客は少なかった頃。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<歌詞>
ここで夢を見てた。
この道を通った。
出来たばかりの根岸線で君に出会った。
まだ人の少ない朝の駅のホームで待ち合わせた短い時,次の電車が来るまで。
マイホームタウン マイホームタウン
海に囲まれてここで生まれた。
僕らの好きだったあの店ももうない。
あの頃の横浜は遠く面影残すだけ。
マイホームタウン マイホームタウン
どんなに変わってもぼくの生まれた街。
どんなに変わっていても・・・。

あの頃ここはぼくらの特別な場所だった。
今でもここに来れば丘の上ぼくらがそこにいる。
マイホームタウン マイホームタウン
海に囲まれてここで生まれた。
あの頃僕らはこの場所で,う~う,夢を見てた。
どんなに離れていてもまたいつか来るから。

関内駅











関内はずいぶん昔、1982年冬から83年夏頃まで住んでいた街。東京から思いのほか近くて、その頃会社が東京駅近くだったが、通勤時間は50分ほどだった。本当は山下公園あたりに住みたくて、部屋から少し港が望める部屋も見つけたが、狭いし、家賃は高いし、駅からは遠いしということで文化体育館裏のマンションになった。それでも大手マンション業者の物件で、5階で、オートロックのワンルームマンションということで、ずいぶんうれしかった記憶がある。恐らくワンルームマンションのはしりで、ご近所との付き合いは全くなかったが、隣の部屋は子連れのホステスさん?のようで、冷房がないらしく、夏に近くなると表玄関をあけて、網戸にしていたが、ワンルームマンションの網戸がなんとなく哀れな気がした。ワンルームマンションは冷房がないと生きていけません。吉祥寺の丸井で買った小さな自転車がその頃の足で、帰宅後この自転車で中華街に行ったりしていました。
文化体育館裏あたりはビジネス街にも近いけれど、一方で大通りをはさんでドヤ街があり、ここは冬は道路でドラム缶で火をおこして暖をとる光景があったりでびっくりしたものです。この界隈のコインランドリーを大物を洗うときは利用していたけれど、一度出来上がりを待っているときに、着ているものを脱いで洗い出した人を見て、その後はこのコインランドリーは使うのをやめた。結構カルチャーショックだった。
写真はその頃住んでいたマンションと。近くのゴルフ練習場。このゴルフ練習場はその当時も寂れていたが、しぶとくこの界隈では貴重な存在になったらしく、まだ営業を続けている。
関内はいいお店も多い。今後ボチボチ紹介していこうと思います。チャーシューメンの「唐桃軒」、お酒が飲めるお蕎麦屋さんの「さんたて」、スペイン料理の「カサ・デ・フジモリ」、お好み焼きの「元次」、沖縄料理の「がちま家」・・・・。

2009年1月23日金曜日

石川町駅

この路線で最も、”最も”は桜木町に譲ったか?華やかな駅。
ホームの両端が、方や元町通り、方や中華街という何とも全国区な駅。何故この駅は石川町駅なのであろうか?石川町1丁目、2丁目などという地名はあるけど、今はなじんでるけど、ちょっと変な感じ。「元町」でいいぐらい。元町通り、中華街のそれぞれ反対側には東急みなとみらい線の元町中華街駅がある。
この駅には以前はタワーレコードがあって、よく行ったものだ。小さな店だったが個性的な客層で、ちょっと危なっかしい人種もいたが、それもハマのタワーぽくてよかった。なくなって途中下車することは減ったが、ジャズのミントンハウスがあり、上島珈琲店があり、洋食の美松があり、新しいところではエピセや七志ラーメンの店があり、ご贔屓の店は多い。
元町通りの裏通りがなかなか面白い。追々ご紹介しよう。
2枚目の写真は元町通りの石川町駅よりの”リセエンヌ通り”。

市電経路図

横浜駅→高島町→桜木町駅前→馬車道→市庁前→元町→大和町(山手駅の商店街の端)→本牧一丁目→八幡橋→杉田。
まさしく、今の根岸線である。
市電があったから大和町商店街があり、浜マーケットがあり、杉田にも京浜急行との間に商店街が形成されたということになるのだろう。
根岸線の開通と市電の廃止は連動するのだろう。
次で調べよう。
そういえば弘明寺にも商店街がある。

2009年1月15日木曜日

山手駅②

山手の商店街(大和町通商店街)は500mほどの短い商店街だけど、なかなかのワンダーランドである。「ノイエ」と「アルト」が適度に交じり合い、いや、もう古臭い方にかなり傾いているか?それを新しい店がカバーしている。店先で魚を焼いているおばあちゃんが「おかえり!」と女子高生に声を掛けて、女子高生も返す、最近では余り見かけなくなった光景がここにはたまたまかもしれないが、あった。人に優しいという感じがした。
特徴①「ノイエ」と「アルト」の組み合わせ:古本屋があり、店先で魚を焼く臭いがし、しみぬき専門の店があり、このお店のご主人の風貌はプロそのもの、一方でイタリアンデリやおしゃれなバーがある、この混じり具合がいい。
特徴②Rの街:リサイクル、リフォーム(かけはぎもリフォーム?)、サイズ直し、古本(これもリサイクル?)、靴修理、Hospital for Guiterなんていう店もあった。
特徴③昔ながらのお店:お菓子屋さん、食料品店、お風呂屋さん、魚屋さん、電気屋さん、薬屋、タバコ屋、やおや、はきもの屋、食堂・・・昔ながらの小さなお店がまだまだ残っているが、しかし後継者はいるのだろうか?
特徴④豊かな後背地:東日本銀行、横浜銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、この小さな商店街になんと銀行は4つもある。びっくりである。
特徴⑤小さな塾が結構ある、小さなkumon、中萬学院、その他にも、星光学院のある街には塾も多い?結構小学生が住んでいる?
特徴⑥都会っぽい変な店も結構ある:ハワイ雑貨店、ギターの修理やさん、子供服のリサイクル店、アングラーの店、ライブハウス・・・・。
しかし、10年たったらどうだろうか?③の昔ながらの店はなくなっているかもしれない。後を継ぎたいと思うほどの魅力はこの商店街にはないかもしれない。山手駅が根岸駅寄りに動くという計画があるそうだが、そうなるとアウトかもしれない。もともと乗降客は根岸線で最少。今はまだ空き店舗はほとんどないが、どうなんだろうか?観光客が来る街ではないし。ジモティが支えられるのかな?
この日は「韓韓麺」でテンジャンメンを食す。この店深夜2時までやっているそうである。



























2009年1月14日水曜日

山手駅①

会社を早めに抜け出して山手駅の写真撮影と周辺取材を敢行。
じっくり山手駅で降りるのははじめてである。
写真もいろいろ撮影してきたので、パート②で紹介することにして、大和町商店街は昔繁栄していただけにその名残もあり、また新住民対応の新しい店もあり、なかなか興味深い商店街になっている。新旧が程よく混じり、昔のいい商店街の時代の雰囲気がまだ残っているのだが、あと10年たってどうだろうか?駅の乗降客数は根岸線で最も少なく、道路は不便、商店街は夜は寂しい通路と化しているともいえる。ライブハウスがあったり、食堂も結構あるので、この駅はなかなか味わい深く、面白い。しばらく通ってみることにしよう。

各駅の乗降客数

2007年度の1日平均の乗降客数
桜木町:61432(1位)
関内:57364(2位)
石川町:34919(4位)
山手:17147
根岸:20681
磯子:19047
新杉田:36725(3位)
洋光台:22314
港南台:34705(5位)
本郷台:19275
・・・となると、快速が走ったとして、桜木町~石川町まで停車、磯子は終点でもあるので停車して、あとは新杉田、港南台ということか。

2009年1月12日月曜日

根岸駅

根岸駅の向こうは高速道路。最近完成した湾岸線。
岡の上には有名なドルフィンがあり、根岸森林公園があり、高級マンションが立ち並ぶ。本牧も近い。
しかし、駅の周辺はさえない。
かなりそっけないマンションが駅前に林立している。駅前のマンションは駅から家に帰るだけで、街を形成しない。街づくりの失敗の見本のようなものかもしれない。このマンション群に住んでいる人たちは、横浜から10分ほど、石川町から2駅という交通の至便性でこのマンションを買ったわけで、周辺の環境は関係なくマンションを買ったのだろうと思う。横浜駅から10分ほどの駅直結のマンションを買ったということなのだろう。
駅の周りは、普通のスーパーと、ドラッグストアとファーストフードと、ということで、磯子駅と構成は同じ。たぶん、会社帰りに夕食の献立の材料は横浜駅で買ってくるのだろう。成城石井とか、百貨店とか・・・・。この駅にはそこそこ裕福な人が乗降しているように思うが、駅前は全くそんなことは感じさせない。
ということで、撮影対象がない。
取材に行った日はお正月の昼間ということで、以前会社の先輩Kさんに連れられていった駅近くのロックが聴けるお店もお休みだった。本牧の昔の偲ばせる数少ないお店なのかもしれない。
磯子から本牧にかけての国道沿いには古いマーケットがある。最近火事でなくなったところもあるが、また探検してみようと思う。鎌倉街道沿いともうひとつの横浜の古い町並みである。
ということでやっと根岸駅まで来た。

磯子駅





1970年3月までは磯子駅が終点だった。

磯子駅には区役所があるが、駅周辺はマンションが多いこともあり商業施設などは余り発達していない。区役所の先にトイザラスがあるが、経営的にはどうなのだろう。幹線道路は通っているので、駅は関係ないかもしれない。駅前のスーパー、ドラッグストア、ファーストフードなどお決まりの店があるだけという感じで紹介できる店がない。駅の海側が何もないのも大きい。写真は「いそご模型」。ひっそりとしたたたずまいだが、顧客は結構いる様子。このあたりでは珍しく結構鉄道模型をおいている。

・・・・とかいてきても、書くネタがない。以前はプリンスホテルのがこの駅の上の高台にあった。小さなホテルだったが、プールがあり、車で行きやすいので昔は結構行ったものだ。小さいプールだったが、雰囲気のいいプールだったように思う。ビアガーデンもあったが、こちらは車で行っていたので、行ったことがない。いずれにしても遠い昔の話。その後ホテルが建て替えられて新しくなったが、プリンスホテルホテルの経営自体が危うくなり、とうとう消えることになった。残念。まあ、地元なのに最近はほとんど使ってあげてないし仕方ないか。

新杉田駅


やっと新杉田駅です。新杉田は石川町~本郷台の間では唯一乗換駅で、横浜新都市交通と少し離れているが京浜急行との乗換駅である。京浜急行とはここで乗り換えないと、あとは横浜か久里浜しか乗換駅はない。意外にも京浜急行と横須賀線は連絡が悪いというか、2つの線で三浦半島をきれいにカバーしているともいえる。
横浜新都市交通も新杉田と金沢八景の海岸沿いを沿線としていて利用客が多いので、新杉田の乗降客数は周りの駅よりもかなり多いかもしれない。
・・・ということと、周辺に工場が多いこともあり、駅周辺は居酒屋が多いのが特徴。繁華街を過ぎた山手より大船側では最も居酒屋が多いと思う。サラリーマンが多いからか庶民的な安く飲めそうな店が多い。この駅から横浜方面、大船方面、京浜急行と、飲んだ後帰路に分かれてつくから、この駅周辺で飲むのだろう。
最近、駅前が再開発されて、高層マンションが出来、下の階にはショッピング街ができた。駅ビルにもお店は結構あるのでかなりな商業集積になった。スターバックスが山手以西の駅では唯一ある他、杉田劇場やボーリング場もある。これは結構古い。また、駅ビルの隣にはひっそりとフィリピンパブがある。王将があったり・・・と、新杉田と杉田の間の商店街も含めて、古い店があったりバラエティがあり、少し猥雑感があるのがこの駅の面白いところ。
お店の写真は、京浜急行の過ぎた駅を少し上がったところにあるインド料理店「タージタンドール」。1年ぐらい前に地元のコミュニティペーパーに紹介されていたが、まだ無事あるようだ。なかなか行くことができない。